RP(Rapid Prototyping:ラピッド・プロトタイピング)とは、製品開発において試作品(Prototype)を高速に(Rapid)造形する技術の総称です。3D CADや3Dスキャナなどで得た3次元データを一定間隔でスライスした断面形状を作成し、その断面形状を順番に積み重ねることで、3次元データを近似した形状のモデルを造形します。
さまざまな工法があるRP装置の中で、Objet社製RP装置はインクジェット式に分類され、RP製品群の中で『3Dプリンタ』と呼ばれる製品に属します。
Objet社が独自に開発したPolyJet™技術/PolyJet Matrix™技術により、Objet社製3DプリンタObjet24/30™では28μの積層厚、上位機種であるEden™およびConnex™では16μの非常に薄い積層厚が可能となり、高精度なモデルを造形でき、自由曲面などの再現に優れています。手軽さが特徴の3Dプリンタの中で、 Objet社製3Dプリンタは高品質なモデルを提供できる唯一の製品です。
Objet/Eden/Connexは、3Dプリンタのレベルを超えた高精度なモデル造形の性能を持ちながら、3Dプリンタの特徴である「取扱いの手軽さ」も兼ね備えています。造形時にモデルの支えとなるサポートは自動設計され、サポート材の除去もウォータージェット(別売)を利用することで簡単に行うことができるため、前処理・後処理を含めたトータル造形時間を大幅に削減します。バラエティに富んだ専用樹脂FullCure®はカートリッジ式になっており、樹脂に直接手を触れることなく、簡単・クリーンに交換することができます。
Objet社製3Dプリンタは、製品開発におけるプロセス改善に大きく貢献できるRPシステムです。
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効率的にObjet社製3Dプリンタを利用するために、以下の製品を取り揃えております。